オフィスを捨てて仕事を続けよう… もっと効果的に!
地球上のほぼ全てのビジネスオーナーは、2020年の3月から4月の間、COVID-19パンデミックによるロックダウンのためにオフィスを「オプション」として扱うことを余儀なくされました。
私は本書の前半部分で意図的に オフィスをより良くするには ということを説明しましたが、後半部分では、物理的なオフィスがなくてもそれらの全てを行うことができるということをお見せしたいと思います。
オフィスというものは、あなたが選択するかもしれない、あるいは、選択しないかも知れないツールの一つにすぎないのです。
オフィスではなく、ただ仕事があるだけである
本書の前提に戻ってみましょう:
行くのが仕事ではない、するのが仕事である!
結局のところ、オフィスを所有しているかどうか、社員が毎日オフィスに行くべきかどうか、それらはあなたの上司やチームの状況次第なのです。なぜならば、オフィスはゴールではないからです。
ゴールとは、素晴らしい仕事をすることです。
ミュージカル ハミルトン の中のアメリカ合衆国元大統領トーマス・ジェファーソンの言葉を引用してみましょう:1
「生命、自由、および幸福の追求。我々はそれらの理想のために戦った。それ以下に甘んじてはいけない!」
そのため、これまでやってきたから と言うだけでオフィスで働くことに満足してしまわずに、あなたの仕事というものを再考してみましょう。人々により良い仕事環境とより多くの自由を与えることで、個人と組織の幸福がより高いレベルで達成されるということを見ていきましょう。
#NoOffice第2部 - リモートワークのための実践的ガイド
以後の章では、第1部で説明した現代的なワークプレイスのアイデアをさらに発展させていきたいと思います。
13年間完全リモートでNozbeを運営してきた私たちの経験と、私たちよりもはるかに大きな規模でリモートワークを導入している企業たちの実例に基づいた、より実践的なものとなっています。
オフィスを捨てて、自分の仕事に集中しましょう。
そのためには、まずは次の章で部屋の中のゾウの問題を取り上げ、職場の信頼の問題について考える必要があります。
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ディズニープラスで ハミルトン (ミュージカル) をぜひ視聴してみてください。お勧めです。本当に素晴らしいです。わたしは米国人ではないですが、凄く楽しめました。 ↩